コンセプト
昨今インターネット上で多くの物議を醸した誹謗中傷問題に加えて、
コロナ禍の影響で心ない言葉ばかりが目立ち、
ポジティブな言葉は届きにくい時代になったように感じます。
そんな辛い時代だからこそ、みんながポジティブになってほしい。
その想いから、体験創造事業を有するフロンティアインターナショナルは、
「ベタ褒めシャワールーム」を独自開発しました。
この体験で褒められた人々が自分も人を褒めたくなる
幸せな褒められループを作り出し、褒める文化を広げていきたいと考えています。
昨今インターネット上で多くの物議を醸した誹謗中傷問題に加え、コロナ禍の影響で心ない言葉ばかりが目立ち、
ポジティブな言葉が届きにくい時代になったように感じます。
その想いから、体験創造事業を有するフロンティアインターナショナルは、「ベタ褒めシャワールーム」を独自開発しました。
この体験で褒められた人々が自分も人を褒めたくなる。
褒める、褒められる行為に満たされていない日本人の実態
働く人のコミュニケーション実態調査(N=2,718)
篠原 菊紀 (しのはら きくのり)
公立諏訪東京理科大学・工学部情報応用工学科教授・地域連携研究開発機構医療介護健康工学研究部門 部門長。応用健康科学、脳科学。「学習」「運動」「遊び」など日常的な場面や変わった場面での脳活動を調べている。
人は、褒められることでドーパミンの分泌が増し、これが海馬に働いて記憶の効率を高めます。
運動系統にも結びついているので快楽だけではなく行動を起こすためのモチベートにも極めてよく役立つということがわかっています。また、人は褒められると逆に他の人を褒めたくなる傾向があるので、褒めることはポジティブな連鎖を生みます。
実証的に調べられているものでは、生で人に褒められた場合とエージェント、ロボットやディスプレイなどから褒められた場合で効果に差がないっていう報告があります。直接人に褒められるのとデジタル上で褒められる場合とでは効果に差は生じないと言えると思います。
ネガティブワードっていうのは褒められるワードの3倍程度人の心に残ってしまいます。それをなんとかしたいと思うんだったら褒めワードを3倍体験させることが必要で、まさにベタ褒めシャワーが町中にあるといいですね。
日本人は褒める機会自体が少なく、さらに褒めることに慣れていないのでうまく褒められないというのは多くの人が抱える悩みです。褒めるのが苦手な人はいきなり褒めるのではなく、ミラーリングといって相手に動作を合わせることでお互いの脳が同期しやすくなり言葉が入りやすい状態になるので、褒める前に相手に動作を合わせるといいと思います。
また、オノマトペと言われる擬声語/擬態語を入れることによって脳の運動系統の部位が活性化します。褒める言葉の中に「グッと」とか「どんどんと」などの言葉を入れてあげると言葉じゃない褒めの部分がよく伝わっていくってことになってくると思います。